こんにちはパレオママです。パレオママ式レシピで使っている食材の分類です♪
今日はイエローカードリストです。
Paleo Mom式“パレオ食”
3つの基本ルール
前々回の記事にて、導入の準備をご紹介した3つのルール、そろそろ始めてみましたか?
“パレオ食”の3つの基本ルール
1. 自分の食生活を見直すこと
2. 本物の食品を選ぶこと
3. 不必要なものを排除すること
パレオママ式では『自分の食を意識する事』から始めますので、ハードルはとても低いかと思いますが、前回のレッドカードリスト食材に次ぎ、今回はイエローカードリスト食材の説明です。
これなら出来そうな気がしてきた!
食品の分類は3つ
パレオママで使っている食材は、主に3つに分類しています。
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- レッドカードリスト × ≪可能な限り避けるべき食材≫
- イエローカードリスト △ ≪量に注意したい食材≫
- グリーンカードリスト ○ ≪積極的に摂取したい食材≫
イエローカード食品リスト
1. フルーツ
本来果物は素晴らしい食べ物なのですが、時に”フルーツダイエット”など、異常に多くの量の果物を主食としたり、または甘いものの代替品として、好んで多く摂取するなどのケースが見られます。
果糖は、お砂糖や人工甘味料に比べると、ビタミンやミネラルを含んでいるため、身体への負担は少ないものの、昨今は品種改良により、より甘みの強い果物も多く出回っています。
果糖とはいえ、体内の血糖値を押し上げることには変わりませんので、空腹時にたくさん食べることは避けるようにしてください。
特にドライフルーツは、甘さが凝縮していますので注意が必要です。
また、農薬の残留が高いものも多く存在していますので、信頼のおける生産者から、嗜好品として頂くのが良いと思います。
2. ナッツ・種子
ナッツや種子は、もともと人間が大量に消費するべき食材ではなかったため、生で食べる場合、本来はそれらを浸して発芽させ、脱水する必要がある食品です。(レッドカードリストの、4.マメ科植物 参照)
これは、鳥や動物大量に食べられてしまうと、絶滅してしまうため、自身を守るための”毒”であって、浸水をする事により、これらの酵素抑制物質やフィチン酸を減らす、また栄養価を高めるなどの効果があると言われています。
パレオママ式のレシピでは主に、料理に食感や風味を加える程度として、使用しています。
また市販のものは、一般的にはローストされてるものが多いです。
また、塩分や、植物油脂などの添加物が含まれているものも多いため、きちんと確認してから購入するようにしましょう。
3. 澱粉
でんぷんと聞いて、どんな食品を思い浮かべますか?
澱粉は様々な食品に含まれており、例えば、
沢山の種類が存在しています。
お米、小麦、いも類、とうもろこし など、つまり主食にもなりうる『お腹が膨れる食品』であり、糖質です。
糖質は血糖値を上昇させ、体脂肪の元にもなるため、特に糖質制限ダイエットをしている人にとっては最大の敵ともいえます。
しかし、比較的体脂肪が少なめ体質で、活動的に激しいトレーニングなどを行った後に、筋肉グリコーゲンを補給したい場合などには、栗、オオバコ、ビート、サトイモ、皮をむいた白またはサツマイモ、など野菜由来のでんぷん質の摂取をお勧めしています。
これは野菜には、ミネラルや繊維質が多く含まれるため、糖質の吸収がゆっくりとなり、血糖値の急激な上昇が抑えられるためです。
また、麺類などは特に、短時間で摂取できてしまう様な形状をしていますので、でんぷんを選ぶのであれば、できるだけお野菜を選ぶことをお勧めしています。
4. 乳製品
乳製品には、
タンパク質、カルシウム、共役リノール酸、脂溶性ビタミンA、D、K など、
本来は多くの栄養素が、含まれています。
しかし、ナッツと同じく、もともと人間が多く摂取する必要のあるものではなく、日本においては江戸時代に初めて酪農が開始され、その後徐々に広まっていった食品になります。
現代では、好んで多くの乳製品を食する方も多いようですが、特に一部の人には、乳製品によりお腹がゴロゴロするなどの症状が現れる「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」である人もいます。特にアジア圏の人に多いと言われています。
これは、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収する為に分泌される、ラクターゼという消化酵素不足が原因で起こります。
また現代の牛乳においては、飼育環境下でのホルモン剤の使用、餌の種類など、様々な懸念点もありますので、できるだけ牧草で飼育され放牧されたものを、選ぶようにしてください。
もしご自身で乳製品に対しての身体の反応を調べてみたい場合、まず30日間食事から乳製品を完全に取り除き、その後、トライしてみることで体の反応を把握することができます。
5. 天然甘味料
時には、甘いおやつも食べることがあるでしょう。
その際には、なるべく、メープルシロップや生の蜂蜜を使用してください。
もしあなたが既に、完全に糖質の中毒症状から脱していた場合、急に甘いものを食べると、直後にまるでアルコールに酔ったような、頭がくらくらするような感覚に陥ると思います。
これは急に血糖値が上がり、体内でインスリンが発生し、それが脳内で、セロトニンやドーパミンを発生させるホルモンの影響によるものです。
つまり糖質中毒者は、常に脳がハイテンション状態を欲するため、血糖値が下がり始めると糖質を摂取したくなり、継続的に糖質を欲するので、徐々に余計な脂肪を蓄えていくのです。
そしてしばらく甘いものを避けていると、食べたいとも思わなくなり、またどんどん食べられなくなっていくはずです。
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創業文政六年長年大阪で一番歴史ある、ミシュランガイド掲載三ツ星店が使用する老舗味噌屋【大源味噌】■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇
まとめ
パレオママ式のイエローカードリスト食品は、レッドカードリスト食品とは異なり、それだけを単体で食べずに、”何かと一緒に食べる”、”量に気を付ける”食材となります。
また、ダイエットを目的としたものではありませんが、これらに気を付けるだけで、腸内環境も改善し、自然と体重が減る方もいるでしょう。
そして糖質中毒から抜け出している途中には、倦怠感、眠気、時には頭痛を感じる人もいます💦
しかし、一定の期間を過ぎると、徐々に回復し、味覚や臭覚も繊細になり、頭もすっきりしてくるはずです。
長い人は1か月程度続く方もいるようですが、身体がデトックスをしてくれている状態と考え、心穏やかにパレオのレシピなどを読みながら、リラックスしながら少し辛抱してみてください。
健康寿命を延ばす
このブログでは、最新の海外での研究などを基に、簡単に調理できるレシピを公開しています。
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次回はグリーンカードリストの食材のご紹介。
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